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設立の趣旨 |
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日本の経済は工業を中心として急激に発展したため、工業県と農業県との経済的格差が広がっています。本州最北端に位置し農林水産業を中心とする青森県もその例外ではなく、この格差是正が緊急の課題になっています。
現在この課題に対し、国並びに県において「長期総合開発計画」が画され、着実に新たな取り組みが実施されております。 即ち道路、鉄道、港湾、空港等の建設整備を軸とした
(1) 工業開発プロジェクト
(2) 農林水産開発プロジェクト
(3) 観光開発プロジェクト がそれであります。
青森県は全国的にみて、国土の有効利用に寄与すべき最適の位置を占めており、最も開発の可能性が期待されています。大規模かつ高度な開発事業は、より高い教育学問を受けた人材を必要としており、人材なくしてはこれからの開発事業を実現することはできません。
各種の大規模かつ高度な開発を実際におこない、これを維持運営するのはだれでしょうか。それは青森県に生活している人々そのものであります。特に現在県内の学校に就学中の若者達が最も期待されています。
本育英会を設立いたしましたのは、今後発展が期待される青森県に生まれ育ち中学校義務教育を終了後、さらに上級学校に進学を希望、もしくは進学しても、経済的理由により修学が困難な学生に対して、少額ではありますが奨学金を貸与し、これにより高度な教育を受けた人材の育成に寄与できたらとの一心によるものであります。
今後本育英会を利用される学生が増加し、いささかなりとも進学率が高まり、青森県における開発事業の一助になればこの上ない光栄に存じます。 昭和49年8月30日
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